太平洋戦争終結後、戦犯として捕らえられた人間の中には、裁判を受けずに釈放された者もいた。
その中に、岸信介、笹川良一、児玉誉士夫、正力松太郎がいた。
恐らく、アメリカ側と裏取引を行い、米CIAのエージェント(代理人)として働く事を条件に釈放されたのだろう。エージェントであったことは後に公開されたCIAの公文書に記されているとのこと。
で、岸、笹川、児玉が従米政党である自由民主党の結成に尽力し、正力が親米反中世論を形成すべく読売グループを率いた。
あろう事か、岸は資金的な後ろ盾として統一教会を日本に招き入れてしまう。
よって、岸の孫である安倍晋三が今なお、合同結婚式などの式典に祝電を送っているのも当たり前と言えば当たり前。
安倍が訪朝しても何も進展しなかったのも、当たり前と言えば当たり前。
自由民主党のやる事がどーも国民の利益には反する事ばかりだったのも当たり前と言えば当たり前。
なので、読売グループが実質的にCIA広報機関であることは言うまでもない事である。統一教会と結託したフジサンケイグループも同じようなもの。
まぁ、昔はそれでも、朝日、毎日が中道もしくは若干左派ということでバランスがとれていたのだが、近年では毎日は聖教新聞の印刷に加担するがために創価公明の広報機関に成り下がり、最後の砦であった朝日も、マードックが進出した頃からか...市場原理主義へと変貌していき、船橋洋一(竹中平蔵のお友達、市場原理主義者)が主筆となった事でこの路線が確定的になってしまった。
日経は当然、経団連の広報機関。経団連各社の株をウォール街のハゲタカが握っている以上、ハゲタカの広報機関でもある。
そんなマスコミ各社が民主政権を必死に攻撃している。
まぁ、これも当然と言えば当然。自公政権とは利害が一致していたのだろう。
必死になっているのは来年の参院選を睨んでのもの。
願わくば、衆参同時選挙をやって、自公政権が復活すると言う妄想を抱いているのだろう。
戦後65年、明治維新以降だと140年、江戸幕府以降だと400年かけてやっと手にしたはじめての民主的な政権である。国民がそう簡単に手放す訳がない。
実際、執拗なネガティブキャンペーンの中でも支持率は下がっておらず、自公のみならず、メディア不信も進行している様子である。
これは、日本にとって大変すばらしい事である。
少々のお金と正義感があれば真の国民のためのメディアが創設できそうなものであるが、記者クラブ利権がそれを許さない。
同じような理想を描いていたのか、ワールドブロガー協会の佐宗邦皇代表が8月に急死している、タイミングと言いなんとも...である。
現在の鳩山政権はまだ自公政権の尻拭いをしている段階である。
植草先生が提唱する、政官財外電の「悪徳ペンタゴン」、リチャード・コシミズ氏が提唱する政官財外(ユダヤ)電+カルト+裏社会の「世界ゴロツキ協同組合」を徹底的に排し、真の国民主権の国家を築いていきたいものである。
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